図書館でワークショップ 紫根石けんを作る
9月のことになりますが、重要文化財 中之島図書館さまよりご依頼をいただき定期的に開催をさせていただいています 図書館でワークショップ 紫根石けんを作るを開催させていただきました。
本来は3月の予定でしたが延期に…それでも皆さま『心待ちにしてました』と有難いことに午前の部も午後の部も満員御礼!
コロナ禍にもかかわらず足をお運び下さり本当にありがとうございました。
今回は道具類もシェアをしないよう考えて、ペットボトル製法 にチャレンジ!フリフリがちょっと(いや…かなり)大変でしたが、とてもかわいい『うさぎとお月見石けん』をお作り頂きました!
ペットボトル製法は、ボウルも泡立て器もヘラも使わないので、何と言っても洗い物が少なくて済みます!
HSA協会でジュニアソーパーを取得した方は作ったことがあるはずですね。
オイルを温めて、苛性ソーダ水の温度が適温になれば、ペットボトルに入れて石けん生地が冷めないように回りにタオルなどを巻いて振っていきます。型入れ後のペットボトルについた石けん生地も1ヶ月後には石けんになっているので、お湯を入れると液体石けんとしても使えます。
紫根は皮膚の万能薬として昔から利用され、江戸時代の名医、華岡青洲の作った「紫雲膏」はやけどの特効薬として有名です。また、抗炎症作用や殺菌作用、創傷の治癒を早める作用などの効果があります。現在でも、紫根のもつ効果・効能が注目されて、研究が進められている話題の薬草です。
紫根は苛性ソーダ水を入れるとき、型入れのとき、乾燥のとき…と色の変化が楽しめ、とても妖艶でミステリアスな石けんと思ってしまうのは私だけではないはず…
今回もご参加いただいた半分の方は石けん作りは初めてでしたので、手作り石けんの材料について、紫根についてのお話と、今回はコロナだけではなく、これからの季節インフルエンザに対抗するべく『菌とウィルスの違い』のお話し、そこでなぜ手作り石けんがよいのか?!のお話をさせていただきました。『なぜ手作り石けんがよいのか?!』は、また改めてブログにも書きたいと思います。
ご参加くださった皆様の型抜きのアイデアは素晴らしく!私も楽しませていただきました!
また、広いお部屋を確保してくださり、安心安全なソーシャルディスタンスを保ちつつ、換気も十二分に考えてくださりお手伝いくださった図書館のコンシェルジュの皆さまありがとうござました。
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