メンソールクリスタルの使い方 秋風スースー石けん
大阪・箕面市にある手作り石けん教室 SAKURA LABO サクララボです。
ブログをご覧くださりありがとうございます.
我家の男子からの受けが良く、夏だけではなく年中欲しい!
とのことで、秋色でもメンソールクリスタル入りの石けんを作りました。
題して『秋風スースー石けん』 デザインは今流行りの Lolipop Swirl
韓国のソーパーさん(手作り石けんを作る人)Mater Sam 마터샘 さんのもの
youtube で美しく素敵な動画をアップしてくださっています。
メンソールクリスタルを作ったときに、「メンソールを入れるポイントは次回に!」と…そのままになっていましたので、使い方と分量について。
メンソール(メントール)クリスタル(ハッカ脳、薄荷脳)とはペパーミントや和種ハッカなどに含まれるl-メントールという成分だけを抽出した結晶体。融点42℃~44℃。純度97~99%のものが流通。
入れるタイミングについては、大まかに3通りになるのかな。
①オイルを湯煎するときに、一緒に溶かす。
②型入れ直前の生地に、乳鉢で砕いておいたものを入れる。
③透明石けんを作る場合は、エタノールに溶かして入れる。
私は②番の乳鉢でゴリゴリした後、型入れ直前派です!
よく「何グラム入れればいいですか?」「何%入れたらいいですか?」とご質問を頂きますが、同じグラム数、同じ%でも、入れるタイミングや、作成中や保温中の温度によっても変わってきます。そして、メンソールクリスタル事体の保存期間、保存状態によっても変わってきます。
石けん作りを始めてまだ間もないころ、メンソール入りを作った時、『オイルと一緒に溶かして入れます…』と、どなたかのブログに書いてあったので、その通りやってみると…
オイルが温まりだした瞬間に、鼻はスースー目はシバシバして、涙を流しながら作ったものの、出来上がった石けんはあんまりスースーしなかったことを記憶しています。そりゃそうですよね!融点が42℃前後なんだもの思いきり昇華していたわけです!
人それぞれの体感温度も違うから、一概に「スースーするのはオイルに対して何%」とは言いにくいですが、最初はオイルに対して1%ぐらいから始めて、いつも通りの作り方に対しての適量を見つけていくのが良いですね。
あと、気をつけたいことは、私たちソーパーが作る石けんはお肌に使う目的で手作りしているので化粧品(認定は受けていませんが…)として考えなければならなくて「医薬品成分の配合について」というお約束があります。
厚生労働省 化粧品に配合可能な医薬品の成分について
使用する身体の場所によって100g中の最大配合量(g)などが示されています。参考にしてみてください。
やはり、作ってみて初めて分かること、失敗して初めてわかることなど、手作り石けんにはいっぱいあります!
作ってみたことがあるけれど、一人で作るのは不安…石けん作りでわからないことがあるけれど、今さら人に聞くのも恥かしい…
そんな方は是非、ソープビギナーコースで石けん作りの基礎をお勉強してみませんか?
このクラスはゆっくり、丁寧に、楽しく!をモットーに進めていきます。
ソープビギナーコース
9月スタート 水曜日クラス 残席2名
1回目:9/30 2回目:10/28 3回目:11/25 4回目:12/23 5回目:1/27
10月スタート 月曜日クラス 満席 ありがとうございます!
1回目:10/19 2回目:11/16 3回目:12/21 4回目:1/18 5回目:2/15
デザイン石けんに特化したクラスも9月よりスタートします。こちらはある程度手作り石けん歴のある方、お家でもお一人で作れる方を対象としています。デザインの技術、色の合わせ方、色の配分、美しく仕上げる方法などなど、少し大変ですが充実した内容になっています。
ソープデザインコース
9月スタート 火曜日クラス 残席1名
1回目:9/29 2回目:10/20 3回目:11/17 4回目:12/25
お問い合わせは←コチラ 季節を楽しむレッスン、リクエストレッスンなどは 予約カレンダー よりお申込みいただけます。
LINE公式アカウトも始めます!よろしければ 友達追加 をよろしくお願いします!
0コメント